写真●Samsungと Barnes & Nobleの共同ブランドのタブレット端末「Samsung Galaxy Tab 4 NOOK」
写真●Samsungと Barnes & Nobleの共同ブランドのタブレット端末「Samsung Galaxy Tab 4 NOOK」
[画像のクリックで拡大表示]

 韓国Samsung Electronicsの米国法人Samsung Electronics Americaと米Barnes & Nobleの子会社NOOK Mediaは現地時間2014年8月20日、共同ブランドのタブレット端末「Samsung Galaxy Tab 4 NOOK」を発表した。7インチディスプレイ(解像度は1280×800ドット)を備え、「読むことに最適化したAndroidタブレット」としている。すでにBarnes & Nobleの書店やオンラインストアで発売しており、希望小売価格(20ドルのリベート適用後)は179ドル。

 両社は今年6月に、タブレット端末の共同開発で提携を結んだことを明らかにしていた(関連記事:SamsungとBarnes & Noble、共同ブランドのタブレット開発で提携)。Samsung Galaxy Tab 4 NOOKは、Samsungのタブレット端末「Galaxy Tab 4」をベースに、カスタム化した「NOOK」ソフトウエアを組み合わせる。電子書籍やデジタル雑誌および新聞の閲覧に適した豊富な機能を備え、Barnes & Nobleのデジタルコンテンツに手軽にアクセスする手段を提供する。

 本体の重量は9.7オンス(約275g)、外形寸法は7.36×4.25×0.35インチ(約187×108×9mm)で、「従来のいずれのカラーNOOK端末より軽量で薄い」という。300万画素のメインカメラと130万画素のフロントカメラを備える。ストレージ容量は8Gバイト。

 購入者には、ベストセラーの電子書籍やテレビ番組のエピソード、雑誌のトライアル購読など、200ドル相当のコンテンツが無償で提供される。

[発表資料へ]