ソフトバンク傘下の米Sprintは現地時間2014年8月18日、新たなファミリー向けデータ通信プラン「Sprint Family Share Pack」を発表した。「競合プロバイダーと同額またはより安価で、2倍のデータ容量を提供する」としている。

 Sprint Family Share Packは、月額100ドルで20Gバイトの共有データ容量、無制限の通話およびテキストメッセージを利用可能。1世帯あたり最大10回線に対応する。回線接続料として携帯電話1台あたり15ドル(契約束縛がなく、定価購入した端末の場合)が加算される。

 Sprintによると、米AT&Tと米Verizon Wirelessでは、月額100ドルのプランの場合、共有データ容量は10Gバイトだという。

 Sprint Family Share Packは8月22日に提供を開始する。9月30日までに加入したユーザーは期間限定キャンペーンとして、2015年末まで回線接続料を免除し、データ容量を1回線につき最大2Gバイト拡大する。

 また、競合プロバイダーから乗り換えたユーザーには、最大350ドル相当のプリペイドカードを支払う。

 米CNETの報道によると、ドイツDeutsche Telekomの米国子会社T-Mobileが最近発表したファミリープランのキャンペーンは、2015年末まで月額100ドルで、追加接続料無しで最大4回線から合計10Gバイトのデータ容量を利用できる。

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