図●「筆まめクラウド住所録」の展開イメージ(筆まめの発表資料より)。同社のはがき作成ソフト「筆まめ」との連携も盛り込まれている
図●「筆まめクラウド住所録」の展開イメージ(筆まめの発表資料より)。同社のはがき作成ソフト「筆まめ」との連携も盛り込まれている
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 筆まめは2014年8月19日、ネット上で住所録の管理や編集ができるサービス「筆まめクラウド住所録」を2014年10月に開始すると発表した()。同社初のクラウドサービスで、これを軸に法人向け市場の開拓や事業拡大を目指す。今後、パートナー企業などとの連携を進めるという。

 筆まめクラウドは、パソコンやスマートフォン、タブレットを使って、インターネット上で住所録を管理/共有できるサービス。会員登録をすれば無料で利用できる。個人が住所録管理に使えるほか、企業などが顧客や取引先を管理することも可能。

 収益は、自社や他社のサービスとの連携によって得る計画という。例えば筆まめクラウド住所録と他社の有料プリントサービスとを連携させ、顧客向けのダイレクトメール発送を可能にするといったシナリオを想定する。ECサイトでの配送先管理に活用する、メール配信サービスと連携してメールを一斉送信するなどの展開もあり得るという。