ソフトバンクモバイルが2014年8月18日に発表したのが、スプリントと共同開発したという初のスマートフォン「AQUOS CRYSTAL」だ(写真1)。本記事では発表会の様子に続き、端末についてレポートする(関連記事:ソフトバンクが「AQUOS CRYSTAL」を発表、スプリントと共同開発)。

写真1●ソフトバンクモバイルが「AQUOS CRYSTAL」を発表
写真1●ソフトバンクモバイルが「AQUOS CRYSTAL」を発表
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フレームレスにより表側のほとんどを画面表示に利用

 AQUOS CRYSTALの最大の特徴である「フレームレス構造」は、シャープ独自の三辺狭額縁をさらに推し進めたものとなっている(写真2)。実際にはわずかにフレームが残っているが、シャープはこの見せ方を工夫している。

 構造としては、ディスプレイに額縁があり、さらに本体外周をフレームが取り囲んでいる。そこで前面パネルのエッジをカットすることで、光学レンズ効果により、あたかもフレームがないかのように見えるという(写真3)。

写真2●ディスプレイ周囲の枠が非常に細い
写真2●ディスプレイ周囲の枠が非常に細い
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写真3●光学的な効果も利用している。図は<a href="http://www.sharp.co.jp/products/aquos-crystal/service/" target="_blank">シャープのWebサイト</a>より抜粋した
写真3●光学的な効果も利用している。図はシャープのWebサイトより抜粋した
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