画面●Emsisoft Anti-Malware 9
画面●Emsisoft Anti-Malware 9
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 LODESTAR JAPANは2014年8月15日、ウイルス対策ソフトの新版「Emsisoft Anti-Malware 9」(画面)を発表、同日販売を開始した。新版ではエンジンを強化したほか使い勝手を改善した。ユーザーインタフェースをWindows 8に合わせて変更したほか、2013年にユーザーから得た数百件の改善要求に対応したとしている。開発会社は、米Emsisoft。

 Emsisoft Anti-Malwareは、ウイルスなどのマルウエアを検知してパソコンを守る、常駐型のウイルス対策ソフトである。パターンファイル(1200万件以上)による検知に加え、ウイルスのような疑わしい振る舞いを検知する技術を備える。危険なWebサイトへのアクセスを防ぐURLフィルタリング機能も備える。

 主な特徴は、2種類のウイルス検知エンジンを搭載したことである。自前(Emsisoft製)のエンジンと、振る舞い検知型の防御技術で歴史が長いルーマニアのBitDefenderが開発したエンジンを搭載している。2種類のエンジンを深部で統合しており、これらを別々に動作させるよりも少ないメモリーとリソースで動作させられるという。

 他社製のウイルス対策ソフトと併用できることも同社はアピールしている。市場にあるウイルス対策ソフトとの互換性を保つため、多くの時間と労力を費やしているという。常駐型のウイルス対策ソフトだが、メモリー使用量は約200Mバイト程度と少ない。

 稼働OSは、Windows XP/Vista/7/8/8.1。価格(8%消費税込み)は、パソコン1台用が年額4100円で、パソコン3台用が年額7100円。なお、2014年9月9日までの期間限定価格は、パソコン1台用が年額3700円で、パソコン3台用が年額6200円。