写真●ビデオチャット機能「Hangouts」のイメージ画面。
写真●ビデオチャット機能「Hangouts」のイメージ画面。
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 米Googleは現地時間2014年7月30日、SNS「Google+」のビデオチャット機能「Hangouts」をGoogleの法人向けグループウエア群「Google Apps for Business」のサービス利用規約の対象に含めると発表した。これにより、Google+にプロフィール登録していなくても、Google Apps for BusinessのアカウントがあればHangoutsを利用できる。

 Google Apps for Businessのサービス利用規約では、「Gmail」や「Google Docs」などの対象サービスに、24時間年中無休の電話サポート、稼働率99.9%の保証などを提供しており、Hangoutsにもこれを適用する。

 Google Apps for Businessのアカウント保持者は、Hangoutsを使って、パソコンあるいはテレビ会議システム「Chromebox for meetings」から最大15人で高品位画質のビデオ会議が行える。近いうちに、スマートフォンとタブレット端末からも参加できるようにする。

 Chromebox for meetingsは現在、米国、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドで利用可能。数週間以内に英国と日本にも提供する(関連記事:グーグル、Chrome OSベースのWeb会議システムを国内企業向けに提供開始)。

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