図1●「婚活パーティー」に関する質問に出現するキーワードの関連図
図1●「婚活パーティー」に関する質問に出現するキーワードの関連図
出典:OKWave総合研究所Monthly Report 2014.07「婚活」
[画像のクリックで拡大表示]
図2●「婚活サイト」に関する質問への回答に出現するキーワードの関連図
図2●「婚活サイト」に関する質問への回答に出現するキーワードの関連図
出典:OKWave総合研究所Monthly Report 2014.07「婚活」
[画像のクリックで拡大表示]

 Q&Aサイト「OKWave」を運営するオウケイウェイヴは2014年7月29日、サイト内に蓄積された3000万件以上の質問の中から、「婚活」に関するものを抽出・分析したリポートを発表した。出会いの手段として「婚活パーティー」への関心が高まっていることや、出会いよりも、会った後のメールのやり取りなどに悩む人が多いことを指摘している。

 同社は蓄積された膨大テキストデータの中から、「婚活」「婚カツ」というキーワードや「婚活」カテゴリーで投稿されたものを抽出した。抽出されたデータ数は質問4159件、回答2万3868件、お礼1万5035件。これらのデータを独自の手法・ツールを使って分析した。

 投稿に出現するキーワードの関連を分析したところ、「婚活パーティー」に関連が強いキーワードは、「メール」「デート」など出会った後のやり取りに関するものが多かった(図1)。同社は「婚活ビジネスを展開する企業にとって、サイトやパーティーで出会った後のアフターケアに需要がある可能性が高い」と指摘している。婚活サービスについて「詐欺」や「サクラ」を疑う投稿も多い(図2)。

 オウケイウェイヴは質問内容を分析して、一般消費者向け事業を展開する企業顧客にリポートを提供する事業を手がける(関連記事:密着!女性データサイエンティスト、分析に生かす女性の強みとは)。

オウケイウェイヴの発表資料