図●IPv6 PPPoE接続用の外部アダプターが不要になる ただし未対応機種も一部存在。また対応機種もファームウエア更新が必要。
図●IPv6 PPPoE接続用の外部アダプターが不要になる ただし未対応機種も一部存在。また対応機種もファームウエア更新が必要。
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 NTTコミュニケーションズは2014年7月25日、同社が運営するプロバイダーサービスOCNにおいて、NTT東西地域会社が提供する「ひかり電話ルータ―」からのトンネル方式によるIPv6インターネット接続「インターネット(IPv6 PPPoE)接続」への対応を開始すると発表した。

 従来、同接続方式を利用してIPv6インターネットにアクセスするには、ひかり電話ルータ―とは別に専用アダプターが必要だった。ひかり電話ルータ―が直接、IPv6 PPPoEを使ってIPv6インターネットにトンネル接続できるようになることで、アダプターが不要になる()。

 対象となるサービスは、企業向けサービスの『OCN 光「フレッツ」(IP1~64/for VPN)』および個人向けサービスの『OCN 光 with フレッツ』『OCN 光 「フレッツ」』。7月30日に鳥取県と佐賀県の二つのエリアで対応を開始し、12月に山梨県と香川県を追加(予定)、2015年度以降に順次対応エリアを拡大するという。該当するサービスおよびエリアのユーザーは、申し込み不要で無料で利用できる。