米Sprintは現地時間2014年7月23日、企業向けクラウドサービスに関する米Googleとの提携を発表した。8月より、Googleの法人向けグループウエア群「Google Apps for Business」を販売する。モバイルに焦点を当てた導入支援や顧客サポートなどのサービスも組み合わせる。

 Sprintは、企業のGoogle Apps for Business導入を計画段階からサポートし、全従業員にわたる実装を支援する。24時間体勢のユーザーサポートや、オンライントレーニングも手がける。

 企業がクラウドベースのコラボレーションを実現するためのさまざまな法人向け機能をパッケージ化し、シングルサインオンなどの付加価値機能をワンストップショップで顧客が購入できるようにする。

 また、Google Apps for Businessの使用に適したモバイルデータおよび通話サービスや、法人向けモバイル端末も提案する。

 Googleは、Google Appsに関して多数のリセラー契約を結んでいるが、米大手キャリアとの提携はSprintが初めてという。なおSprint自身も現在、社内で使用するグループウエアを米Microsoftの製品からGoogle Appsに切り替えている(The Verge)。

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