文部科学省と情報オリンピック日本委員会は2014年7月19日、国際情報オリンピックの2018年大会を日本で開催することが決定したと発表した(関連記事:「国際情報オリンピック」が台湾で開幕、世界82カ国・地域の中高生集結)。国際情報オリンピックは1989年に第1回大会が開催され、2018年は30回目の大会に当たる。日本が開催国となるのは初めてだ。
国際情報オリンピックは、高校生以下を対象とした国際科学オリンピックの一つ。世界中の中学生や高校生が集まり、出題された課題をいかに効率良く解けるプログラムを実装できるかを競う。有効なアルゴリズムをいかに構築、適用できるかがカギとなる。
情報オリンピック日本委員会は、かねてより2018年の開催国に立候補しており、2014年7月19日に閉会式を迎えた第26回台湾大会の期間中に正式に決まった。国際情報オリンピックを誘致することで、日本の若い世代における情報科学への関心を高めたい考えだ。
第26回台湾大会では、日本代表として4人の中高生が出場。金メダル一つ、銀メダル二つ、銅メダル一つを獲得している(写真)。