デルは2014年7月17日、都内で新製品発表会を開催し、8インチのAndroidタブレットやChromebook製品を発表した。「Venue 8」は8インチ・フルHD画面のAndroid 4.4タブレットで、無線LAN版に加えSIMロックフリーのLTE対応版を提供する。無線LAN版は2万2980円(税込み、送料込み)で発表当日に発売した。LTE対応版は2万7980円(同)で2014年9月5日に発売する。「Chromebook 11」は法人や教育機関向けに、2014年第3四半期の発売を予定している(関連記事:デルが11.6型ノート「Chromebook 11」発表、3万円台で)。

ラインアップにAndroidタブレットとChromebookを追加

 発表会に登壇したデル エンドユーザー・コンピューティング統括本部 クライアント製品・ソリューションマーケティング部長の秋島健一氏は、クライアントビジネスの好調ぶりを語り、2014年第1四半期に10.8%のシェアを獲得したとの数字を挙げた(写真1)。「Windows XPからの移行や増税前の駆け込み需要などにより、2014年第1四半期には市場全体で32.8%伸びた。さらにデルはそれを上回る49.5%の伸びを達成した」(秋島氏)として、市場の拡大を上回る実績を上げたことを強調した(写真2)。

写真1●デル エンドユーザー・コンピューティング統括本部 クライアント製品・ソリューションマーケティング部長の秋島健一氏
写真1●デル エンドユーザー・コンピューティング統括本部 クライアント製品・ソリューションマーケティング部長の秋島健一氏
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写真2●クライアント事業で49.5%の大幅成長を達成
写真2●クライアント事業で49.5%の大幅成長を達成
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