画面●freeeのWebサイト
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 中小事業者向けクラウド型会計ソフトのfreee(フリー)は2014年7月16日、登録事業者が10万件を突破したと発表した(画面、関連記事:会計ソフトを日々改善 フィードバック恐れず 新機能をリリース)。2013年3月のサービス開始から約1年4カ月で大台を超えた。登録事業者は7月末までに11万件に到達すると見込んでいる。

 ソフトの性質上、所得税確定申告の時期(2月~3月)に利用が急増したが、その後も登録事業者が伸び続けたという。全体の約9割を5人以下の個人事業主・法人が占める。

 中小事業者向け会計ソフト分野では従来のパッケージソフトに加えて、クラウド型を擁する新興企業の参入が相次いでいる。この分野ではマネーフォワードやスマイルワークスなども有力で、激しい競争を繰り広げている(関連記事:“IT不毛の地”を開拓するベンチャー発クラウドサービス)。