ベネッセホールディングスは2014年7月15日、子会社ベネッセコーポレーションにおける顧客情報漏洩事件に関して、外部専門家をトップとする「個人情報漏えい事故調査委員会」を発足させた。
委員長には弁護士の小林英明氏が就任した。その他の委員は人選中。今後1カ月程度かけて調査を進め、事実関係を分析したうえで改善策を提言する。
小林英明氏は企業法務の専門家で、日本ユニシスの顧問弁護士も務めた。日本ユニシス出身の籾井勝人氏が会長を務める日本放送協会(NHK)でも、子会社の不祥事について調べる外部調査委員会の委員長に就任している。
当初、タイトル上の委員会の位置付けが適切な表現になっていなかったため、より適切な表現に訂正いたしました。[2014/07/16 22:00]
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