写真1●パナソニックの10.1型Windows 8.1タブレット「TOUGHPAD FZ-G1」
写真1●パナソニックの10.1型Windows 8.1タブレット「TOUGHPAD FZ-G1」
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写真2●パナソニックの7型Windows 8.1タブレット「TOUGHPAD FZ-M1」
写真2●パナソニックの7型Windows 8.1タブレット「TOUGHPAD FZ-M1」
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 パナソニックは2014年7月14日、法人向けWindows 8.1タブレットの新機種「TOUGHPAD(タフパッド) FZ-G1」「TOUGHPAD FZ-M1」を発表した。TOUGHPADブランドに共通する「頑丈設計」をアピールし、屋外や工場内などの過酷な環境における業務用需要を開拓する。

 8月下旬に発売予定の「TOUGHPAD FZ-G1」(写真1)は10.1型液晶ディスプレイを搭載している。解像度は1920×1200ドット。120cmの高さからの落下試験に耐え、水やほこりに強い「IP65準拠」の頑丈設計を訴求する。

 CPUはCore i5-4310U vPro(2.00GHz)。OSはWindows 8.1 Pro Updateで、Windows 7にダウングレード済みのモデルも用意する。メモリーは4GB、ストレージは128GBのSSDを内蔵する。タッチパネルは画面が濡れていたり、手袋をしたままでも操作可能で、デジタイザーペンによる入力にも対応する。重さは約1.1kg。実勢価格は20万5000円(税別)から。

 7月下旬に発売予定の「TOUGHPAD FZ-M1」(写真2)は7型液晶ディスプレイ(解像度1280×800ドット)を搭載する。150cmの高さからの落下試験に耐え、「IP65準拠」である。CPUはCeleron-N2807(1.58GHz)でOSはWindows 8.1 with Bing。メモリーは2GB、ストレージは64GBのeMMCを内蔵する。重さは約540g。実勢価格は11万円(税別)から。

音声通話対応5型TOUGHPADは7月下旬出荷

 また、パナソニック システムネットワークスは2014年7月14日、2月に発表済みの音声通話対応5型タブレット「TOUGHPAD FZ-E1」「TOUGHPAD FZ-X1」(関連記事:パナソニックが業務用5型「タフパッド」でスマホに再参入、Windows Phoneモデルも)を7月下旬から出荷開始すると発表した。実勢価格はいずれも15万円前後(税別)。

 「TOUGHPAD FZ-E1」はOSにWindows Embedded 8.1 Handheldを搭載し、NTTドコモのLTE/3G回線に対応する。「TOUGHPAD FZ-X1」はOSにAndroid 4.2.2を搭載し、au(KDDI)のLTE/3G回線に対応する。いずれも、NTTドコモかauのSIMカードを別途入手する必要がある。

 この逆の組み合わせ(Windowsのau対応モデル、AndroidのNTTドコモ対応モデル)については、今秋の発売を予定している。