写真:Getty Images
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2017年は日本のクラウドの歴史が変わった年として刻まれることになるだろう。三菱UFJフィナンシャル・グループがAmazon Web Services(AWS)の本格採用を決めたからだ。サービスの成長スピードを重視し、移行対象に例外は設けない。いずれは勘定系システムでさえクラウドに載り得ると全面採用を宣言。「可用性が確保できない「」性能が足りない」といった、クラウドを使わない言い訳はそろそろ通用しなくなる。いち早く利用拡大に舵を切った企業はシステムの移行完了に向けてラストスパートをかける。断言しよう。クラウドに載らないシステムはない。

広田 望、森山 徹

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