エレベーターの開発、製造、保守などを一手に手掛けるフジテックの、エレベーター点検の研修施設。作業しているのは同社情報システム部の石岡早織氏。手に持っているのは、リコー製の全天球型のカメラ「RICOH THETA S」。(写真:太田未来子)
エレベーターの開発、製造、保守などを一手に手掛けるフジテックの、エレベーター点検の研修施設。作業しているのは同社情報システム部の石岡早織氏。手に持っているのは、リコー製の全天球型のカメラ「RICOH THETA S」。(写真:太田未来子)

2016年はバーチャルリアリティ(VR)元年と言われる。ヘッドマウントディスプレー(HMD)が市場に続々と登場した。消費者向けだけでなく、VRの業務利用が始まった。IoT(インターネット・オブ・シングズ)やスマートフォンの技術が普及を強力に推し進める。現実の世界をコンピュータに取り込み、現実の世界へとフィードバックする。現場でのVR活用の最新動向を追う。

岡田 薫

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