写真:Getty Images
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2016年もマルウエア(悪意のあるソフトウエア)を添付したメールなどで企業や団体から機密情報を盗み取る「標的型攻撃」の猛威は続く、と専門家は口をそろえる。しかし昨年末ころから、発想を転換した新たな守り方が登場した。メールやWebサイトから侵入するマルウエアを無害化したり機密情報を抱えるネットワークをインターネットから分離したりする。攻撃者との“いたちごっこ”と決別できる可能性を秘めており、製品出荷が相次いでいる。その最前線を追う。

井上 英明

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