できあがったAI(人工知能)は誰のものか。AI導入プロジェクトの終盤に所有権の問題が持ち上がる例もあるようです。「自分たちのデータを使って学習したのだからすべての成果は自分たちのものだ」と主張する利用企業。AI構築を支援した企業は「使った学習手法やニューラルネットワーク構造などの知見は譲渡できない」とやり返す。所有権をめぐって決裂したら、せっかく動き始めたAIをお蔵入りさせることになりかねません。利用企業と構築企業で成果物の取り扱いについてあらかじめ合意しておく方がよさそうです。
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