「好きなときにチェックアウトできます。でも決して出られません」。今でも人気があるイーグルスの『ホテルカリフォルニア』の歌詞の最後はこういう意味だった。この曲が大ヒットした1976年当時、コンピュータ業界はメインフレームの最盛期。ユーザー企業を曲の主人公になぞらえれば、「好きなときにメインフレームのリプレースを言い出せます。でも決して切り替えはできません」となろうか。ベンダーロックインの怖さである。
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