写真:Getty Images
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従業員を事故や病気で失うリスクは、極めて大きな経営課題だ。この課題解決を主導するのにふさわしい部署は、実はシステム部門である。フジクラは複数の部署に散らばった健康情報をデータベース化、日立製作所は健康情報の集約に伴ってプライバシー侵害を防ぐ工夫を施した。従業員の命を救う仕組み作りにおいて、システム部門が果たすべき役割は大きい。今こそ、最大の経営課題に立ち向かう時だ。

浅川 直輝

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