【事例データベース】

プライベートクラウドをAWSへ全面移行、DR実現にネットワーク機能をフル活用

堀越 功=日経コミュニケーション 2014/10/29
出典:日経コミュニケーション 2014年9月号pp.34-37
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

ポイントはここ!

■引っ越し作業の手間からプライベートクラウドを捨ててAWSへ全面的に移行
■本社と子会社など、利用権限ごとのネットワークセグメント化をAWSで実現

丸紅

 大手総合商社の丸紅は、自社データセンター内に構築したプライベートクラウドを、全面的に米アマゾンのパブリッククラウドサービス「AWS(Amazon Web Services)」へ移行することを決めた(図1)。2014年4月から実際の移行作業を進めている。

図1●プライベートクラウドのサーバーをAWSへ全面移行することを決めた丸紅
2008年に構築したプライベートクラウドの更改時期を迎え、ハード更新の手間が課題となっていた。そこでパブリッククラウドである米アマゾンの「AWS(Amazon Web Services)」への全面移行を決断した。
[画像のクリックで拡大表示]

 移行するリソースは、2008年以降に構築したプライベートクラウド内の約250台のサーバーと子会社の約250台のサーバーの合計約500台。これらのサーバーは、基幹システムの周辺システムや情報系システムなどに利用している。現在、次期基幹システムを選定中であり、今後、基幹システムを含む全体の移行計画を策定する予定だ。

 丸紅のような大手企業が、パブリッククラウドへと全面的にかじを切るのは大きなインパクトがある。その決断からは、合理的な判断を遮らない社風こそが全面移行を踏み出せた理由であることが見えてくる。

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