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インタビュー&トーク

シニア向けIT活用講座を毎週開催、「音声入力なら若者に勝てる!」

NPO法人 湘南ふじさわシニアネット 安岡 伸氏

田島 篤=出版局 2014/11/18 ITpro

 神奈川県・藤沢市を拠点に活動するNPO法人 湘南ふじさわシニアネットは、「わいわいデジタルサロン」という誰でも参加できる講座を通して、シニアを対象にiPad/iPhoneやパソコンの使い方講座を提供している。会員は60代が中心で、パソコンではなくiPadやiPhoneで初めてIT機器に接する人が多いようだ。設立メンバーで主任講師を務める安岡 伸氏(写真1)にシニア向けIT活用講座について聞いた。

(聞き手は田島 篤=出版局)


どういった形で講座を開いているのですか。

写真1●シニア向け講座の講師を務める安岡 伸氏
[画像のクリックで拡大表示]

 毎週木曜日の午前9時30分~正午まで、iPadやiPhoneの使い方を教える教室(iPad・iPhoneサロン)を開いています。同様に、毎週土曜日の同じ時間帯にパソコンの使い方教室を開いています。今では、iPad・iPhoneサロンのほうが盛況で、毎回30人以上の参加者に来ていただいています(写真2)。

参加費はいくらですか。

 わいわいデジタルサロンへの入会金が1000円(税込)、毎回の参加費は700円(税込)です。多くの参加者が繰り返し参加されていますが、年間通しても4万円以下で済みます。営利目的ではないので、商工会議所の会場費など実費を分担していただいています。

現在の会員数は。

 2011年4月の設立以来着実に増え、現在の登録会員は80人を超えています。ケーブルテレビ局(J:COM)やフリーペーパー(江ノ電沿線新聞)での定期講座の告知、公民館や総合スーパーなどで開催する単発の講習会などを通じて、新規会員に加わっていただいています。

わいわいデジタルサロンの目的を教えてください。

 最近のパソコンのOSの進化や、セキュリティ問題の対応をはじめとするIT環境の急激な変化に、シニア層はついていくことが難しくなっています。それでも、3~4年ほど前から市場に出回ってきたタブレット端末は、優れた操作性と、いつでもどこでも使えるという利便性により、シニア層のニーズを捉えていると思います。

 iPadやiPhoneを使う人が増えるにつれ、わいわいデジタルサロンの目的は、IT機器の操作習得に加えて、それにより積極的に人生を楽しもうという方向にシフトしています。会員に聞いてみると、パソコンを持っている人は全体の約3分の1しかおらず、初めて使うIT機器がiPadやiPhoneという人が増えています。そのため、パソコンの補助としてこれらのモバイル機器を使うのではなく、あくまでメインの機器として使っている人が多くなっています。

 なお、これらの機器の購入時の機種の選択や、契約内容の複雑さは悩ましいところです。事前に相談があれば、購入のアドバイスや初期設定、無線LAN設定なども別途個人対応しています。ちなみに、講座の参加者は全員、自前のiPhoneやiPadを持って参加されています。

写真2●取材時のiPad・iPhoneサロンの様子。当日は36人が参加した
[画像のクリックで拡大表示]

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