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ロシアのスパイがKasperskyのソフトを利用?一般ユーザーが取るべき策は(前)

2017/12/05

Ian Paul PCWorld

 ロシアのモスクワに本社を置くKaspersky Labのウイルス対策製品が、ロシアのスパイ活動に使われたとの報道があった。ロシア政府が米国の情報機関の機密情報を盗み出す目的でKasperskyのソフトウエアを利用したという。世界中に4億人いるKaspersky製品のユーザーにとって、心穏やかではない知らせだ。

 この件が再認識させてくれるのは、パソコンを守ってくれるものとして我々が信頼しているセキュリティ製品は、ある意味でフルアクセス権を持つということだ。米Rendition Infosecの創業者で社長のJake Williams氏は次のように言う。「クラウドベースのウイルス対策製品は、ファイルの削除や改変を行い得るし、その能力がある。新しいプロセスの起動や、既存のプロセスの終了が可能だ」

 パソコンをハッキングされることはそれ自体が災難だ。ましてや、その際にウイルス対策ソフトが使われるとしたらまさに大惨事だ。「ウイルス対策製品をつかさどる者がユーザーのためを思っていないとしたら、間違いなく損害を与えることが可能だ。全体の様相を見るとそのことが明らかになる」とWilliams氏は言う。

 Kasperskyのウイルス対策ソフトが牙をむくことは起こり得ると分かったところで、次なる疑問は、ユーザーに打てる手はあるのかどうかだ。セキュリティ専門家らの話から探っていこう。

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