TOPWireless > Windows Phoneの幕切れはMicrosoft再生の...

Wireless

Windows Phoneの幕切れはMicrosoft再生の第一歩か(後)

2017/11/24

Preston Gralla Computerworld

 米Microsoftは2017年10月初め、何年も前にあってしかるべきだった一手をついに打った。スマートフォンOS「Windows Phone」に幕を下ろしたのだ。Windows Phoneの運命が決まったのは、同社オペレーティングシステムグループのバイスプレジデント、Joe Belfiore氏のTwitterへの投稿だ。「バグ修正やセキュリティ更新などのサポートはもちろん続けるが、新機能やハードウエアの開発には注力しない」というツイートだった。

前回から続く)

 これほどの大失敗に直面した場合、よその企業であれば、果たしてこの市場で成功できるかを考え直したかもしれないし、少なくとも進路変更はしたかもしれない。だが、当時Steve Ballmer氏が率いていたMicrosoftは、依然として傲慢な会社で、製品名に「Windows」と付けさえすれば世界に受け入れさせることができると考えていた。Ballmer氏は2007年、iPhoneが登場した後の米USA Today紙のインタビューで、「iPhoneが大きな市場シェアを獲得する可能性はない。絶対あり得ない」と話している。さらに同氏は、「iPhoneは500ドルの販売奨励金が付いている商品で、Appleは大きなもうけを得るかもしれない」としつつも、Appleが獲得するシェアはスマートフォン市場全体の2%か3%だろうとの見方を示し、「私としては、60%、70%、80%のスマートフォンにMicrosoftのソフトウエアが載っている方がよい」と話していた。

 もちろん今となっては、2%や3%という数字でも、恐らくMicrosoftにとってはかなり上出来に思えることだろう。(ちなみにこのインタビューは、的外れの楽観論が満載のタイムカプセルだ。この中でBallmer氏は、「Googleドキュメント」を馬鹿にし、また音楽プレーヤー「Zune」の前途が有望だとほのめかしている)。

Twitterもチェック

↑ページ先頭へ