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Windows Phoneの幕切れはMicrosoft再生の第一歩か(前)

2017/11/21

Preston Gralla Computerworld

 米Microsoftは2017年10月初め、何年も前にあってしかるべきだった一手をついに打った。スマートフォンOS「Windows Phone」に幕を下ろしたのだ。Windows Phoneの運命が決まったのは、同社オペレーティングシステムグループのバイスプレジデント、Joe Belfiore氏のTwitterへの投稿だ。「バグ修正やセキュリティ更新などのサポートはもちろん続けるが、新機能やハードウエアの開発には注力しない」というツイートだった。

 Microsoftはこれまで、不人気で成果の出ていなかったWindows Phoneに延命措置を施してきたが、Belfiore氏のこのツイートで事実上のピリオドが打たれた。この時点で、同OSの市場シェアはないに等しいくらい低く、米国では1.3%だった。おまけに、例えば英国とメキシコでは1%、ドイツでは1.2%、中国では0%と、世界のほとんどの地域では米国よりさらにシェアが低い。

 前身にあたるモバイルデバイス向けOS「Windows CE」が発表された1990年代半ば以降、姿を変えながら存続してきたOSにとって、あっけない幕切れだ。Microsoftは、数十億ドルという単位で、数え切れないほどの予算をモバイル事業につぎ込んできたが、完全な失敗に終わった。

 だが、Windows Phoneが終わりを迎えたことは、Microsoftの前途という意味では朗報かもしれない。すなわち、このOSに終止符を打ったことで、同社に何十年も前からつきまとっていた傲慢さがついに一掃されるのであれば、同社の今後にとって明るいきざしだ。

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