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セルフサービスBIの5つの落とし穴(上)

2017/11/13

Thor Olavsrud CIO

 数多くのメリットがあるセルフサービスBIだが、思わぬ落とし穴にはまり込んで対応を余儀なくされる場合もあるという。ここでは、セルフサービスBI戦略に伴って生じる副作用を5つ紹介する。

 近年はセルフサービスBI(ビジネスインテリジェンス)の導入が増えている。アイルランドの市場調査会社Research and Marketsが2016年11月に発表したレポート「Self-Service BI Market - Global Forecast to 2021」によると、2021年の世界市場規模は73億1000万ドルに達し、2016年に比べ倍増する見通しだ。

 セルフサービスBIのメリットは明らかなように思える。従来のBIは遅くて融通がきかないと見られがちなのに対し、セルフサービスBIは使いやすくて小回りがきくとされる。業務ユーザーは必要とするデータとインサイト(洞察)を、必要とするタイミングで自ら把握できる。従来のBIではボトルネックになりがちだったIT部門に頼る必要がない。したがって、これまでよりチャンスを生かしやすく、問題にも素早く対応できる。

 ビッグデータ向けのBIプラットフォームを手がける米国のスタートアップ、AtScaleの創業者で最高経営責任者(CEO)のDave Mariani氏に話を聞いた。数多くのメリットがあるセルフサービスBIだが、思わぬ落とし穴にはまり込んで対応を余儀なくされる場合もあるという。同氏はかつて米Yahoo!に在籍し、広告主向けアナリティクスのエンジニアリング担当バイスプレジデントや、開発/ユーザーデータ/アナリティクス担当バイスプレジデントを務める中で、そのような落とし穴を直接経験してきた。

 ここからは、セルフサービスBI戦略に伴って生じる副作用を5つ紹介する。こうした副作用による落とし穴は回避したいところだ。

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