TOPSoftware > AIと機械学習で変わるCIOの役割(後)

Software

AIと機械学習で変わるCIOの役割(後)

2017/11/09

Zeus Kerravala CIO

 機械学習と人工知能(AI)によって、世の中はかつてないスピードで変わりつつある。自動運転車、自然言語処理、チェスの名人と勝負できるコンピューターを人々が手にする日も近い。だが、機械学習やAIは広まっているものの、企業のITに巨大なインパクトをもたらすところまでは至っていない。

前回から続く)

調査結果によると、サイバーセキュリティは、現時点で完全な自動化に至っている度合いが最も高く、完全に自動化していると回答した人は全体の24%だった。さらに、2020年の予想では、完全に自動化されているとの回答が70%と群を抜いて多い。この結果を予想していたか。

 これは完全に理にかなっている。これまでの自動化はどのような方法だったかというと、「この場合にはこうする」という形の規則がハードコーディングされたデシジョンツリーだった。状況が複雑化した現在は、ハードコーディングからは脱しつつあり、処理を進める中で規則を書き直す必要がある。とりわけセキュリティは影響が甚大であることから、その必要性が特に大きい。データセットを処理して規則を書き直すスピードは、人間より機械の方がずっと速い。こう考えてみよう。悪党たちがこぞって機械学習を利用してマルウエアを開発しているとなったら、その対抗策に機械学習を利用するのは筋が通っている。

Twitterもチェック

↑ページ先頭へ