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モバイルの未来を考える正しい問いの立て方は(後)

2017/11/02

Thornton May Computerworld

 2000年のドキュメンタリー映画「No Maps for These Territories」で、SF作家のWilliam Gibson氏は、「我々は理解不能な現在を生きていると思う」と述べている。また、米New York Times紙の記事で、ある専門家は「今後何が起きるか誰にも分からない新たな段階に達した」と話している。だが、筆者はそうは思わない。現在は理解可能である。そして、正しい問いを立てて考察すれば、未来に向かって、先見性に富んだ準備ができる。

前回から続く)

責任についての問い

 将来、モバイルの利用は法令による取り締まりの対象になるだろうか。取り締まりの対象にすべきだろうか。例えば自動車なら、法令に従って運転するためには、運転免許の試験を受けなくてはならない。今後どこかの時点で、公に提供されている通信インフラを利用するためにはモバイルの試験を受けなくてはならない、と義務づけられるのは、完全にあり得ない話だろうか。交通違反に罰金があるのと同じで、今後モバイルの利用違反に罰金が生じるようになるだろうか。

 スマートフォンは、初期のスーパーコンピューターよりも強力だが、値段はますます手ごろになっている。今では、10歳の子供がスマートフォンを手にしている。今後どこかの時点で、飲酒の解禁年齢と同じように、モバイルデバイスを持てる年齢を法律で定めるようになるだろうか。

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