TOPマネジメント > デジタルトランスフォーメーションの4つの柱(中)

マネジメント

デジタルトランスフォーメーションの4つの柱(中)

2017/09/06

Nicholas D. Evans CIO

 大多数の企業は数年前からデジタルトランスフォーメーションの歩みを踏み出している。自社の進展状況の測定、成熟度の評価、業界内の競合他社との比較を試みている企業も多い。そこで重要な問いとなるのは、成熟度をどのように査定すればよいのか、成熟度を測る主な柱や要素は何なのか、従来と異なる新しいケイパビリティはどれなのかという点だ。

前回から続く)

人と文化

 この柱に含まれる主な要素には、リーダーシップ、文化、デジタルスキルがある。

  • リーダーシップ:デジタルトランスフォーメーションの取り組みは、従来の事業部門や個別部署の枠内にとどまらず、企業のすべての部分に影響する。デジタルトランスフォーメーションを必ず達成させ、行動を義務づけ、顧客中心の見方を最優先に置いて取り組みにお墨付きを与え、足並みをそろえられるよう、リーダーシップは不可欠だ。

  • 文化:デジタルトランスフォーメーションの取り組みでは、従来のビジネスモデル、プロセス、業務の進め方を一新して設計し直す必要がある。リスクをいとわない姿勢を確立し、変化を前向きに受け入れ、イノベーションと試行錯誤を促せるよう、進取の精神やコラボレーションの文化が欠かせない。

  • デジタルスキル:デジタルトランスフォーメーションの取り組みでは、新しいテクノロジー、ケイパビリティ、アプローチが必要となる。まったく新しいツールや手法を使って難しい仕事に取り組むためには、会社全体の戦略的分野すべてに、強固なデジタルスキルが組み込まれている必要がある。

Twitterもチェック

↑ページ先頭へ