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効果的なクラウド管理に必要な5つの要素(前)

2017/08/08

Clint Boulton CIO

 現在、最高情報責任者(CIO)の仕事で大きな位置を占めるのが、クラウドコンピューティング戦略の検討だ。プライベートクラウドを構築するのか、それとも、一部のワークロードをパブリッククラウドに移して、オンプレミスに残すワークロードと併用するのかをまず決めることになる。だが、話はそれで終わりではない。その先には、骨の折れる交渉になりがちなSLA(Service Level Agreement)の折衝もある。支出に対して得られるサービスの水準はSLAで決まるだけに、極めて重要だ。しかし、とりわけ肝心なのは、クラウド環境の管理をどうするかだ。クラウドの成否はここで決まる。

 現在、企業各社はさまざまなクラウドサービスを貪欲に利用しつつある。その種類が次第に増え、組み合わせが膨大な数に上る中、各社は、ハイブリッド環境やマルチクラウド環境でさまざまなサービスを併用する策をとっている。米市場調査会社IDCによると、2018年までに、大企業の85%以上が、パブリッククラウド、プライベートクラウド、コミュニティクラウド、ホステッドクラウドを包含したマルチクラウドアーキテクチャーを採用する。また、同じくIDCによると、2018年末までに、大企業の50%以上が、5種類を超えるパブリッククラウドサービスを利用し、ビジネスニーズに応じたサブスクリプションの追加/拡張/契約/解約を随時行うようになる。こうして生じる複雑さを考えると、クラウド管理を最初から的確に取り入れておくことは、ますます重要だ。

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