TOPCloud > クラウドコンピューティングの真の意味(下)

Cloud

クラウドコンピューティングの真の意味(下)

2017/08/04

Eric Knorr InfoWorld

 クラウドコンピューティングの「クラウド(雲)」という言葉は、ネットワーク図の中でインターネットを雲の絵で表していたことに由来する。そのイメージのとおり、クラウドコンピューティングというと、最も一般的な意味では、クラウド事業者のデータセンターで動くワークロードを、別の場所からインターネット経由で利用することを表す。いわゆる「パブリッククラウド」のモデルだ。米Amazon.comのAmazon Web Services(AWS)、米Salesforce.comのCRM(顧客管理)システム、米GoogleのGoogle Cloud Platformは、いずれもこうした一般的な意味で言うクラウドコンピューティングに該当する。

前回から続く)

IDaaS(Identity as a Service)

 クラウドコンピューティングに関するセキュリティ問題の中でも特に難しいのが、ユーザーのアイデンティティ(ID)やそれぞれが持つ権限を、プライベートデータセンターとパブリッククラウドにまたがってどのように管理するかという問題だ。IDaaSでは、ユーザーアカウントをクラウドベースで維持管理してユーザーを認証し、セキュリティポリシーやユーザーグループ、個人の権限に基づいて、リソースやアプリケーションへのアクセスを許可する。各種ディレクトリーサービス(Active DirectoryやLDAPなど)やプロバイダーとの連携機能も不可欠だ。クラウドベースのIDaaSで断トツのトップを行くのは米Oktaである。そのほか、米CA Technologiesや米Centrify、IBM、Microsoft、Oracle、米Ping Identityなどが、オンプレミスとクラウドの両方のソリューションを提供している。

Twitterもチェック

↑ページ先頭へ