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Java 9への道、現在の状況は(後)

2017/07/20

Paul Krill InfoWorld

 「Java」の新バージョン「Java SE 9」は、開発者に大きなメリットをもたらすはずだ。ただし、まだリリースには至っていない。本記事執筆時点では、リリース予定日は2017年9月21日となっている。今回の新バージョンには、モジュール化、AOT(Ahead-Of-Time:事前)コンパイルの実験的機能、REPL(Read-Eval-Print Loop)など、多数の新機能が搭載される。

前回から続く)

 モジュール化により、ランタイムでJDKの一部のみをいくつかの方法でコンパイルできるようになる。だが、実際のコーディングに関しては、モジュール化はさほど大きな意味は持たないかもしれない。Java関連のソフトウエアを手がける米Azul SystemsのGil Tene最高技術責任者(CTO)は、「人々のコーディングの方法を変えるという面や、コーディングの習慣や生産性を変えるという面では、モジュール化はあまり大きな寄与はしないと思う」と話している。一方、OracleでJavaプラットフォームグループのチーフアーキテクトを務め、長年にわたってモジュール化を熱心に唱えてきたMark Reinhold氏は、今から2年近く前の時点で、Jigsawは「重大な変化」だと述べていた。

 開発者が最終的にモジュール化を有益と思うかどうかはともかく、Java 9にモジュール化が搭載されるのはほぼ確実だ。Oracleは現時点で、モジュール化の計画を巡ってJavaコミュニティの他の勢力と関係を修復することや、Java 9がついにモジュール化に対応することについて、楽観的な見方を示している。

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