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IT部門を若返らせる逆メンター制度(後)

2017/06/29

Clint Boulton CIO

 IT人材の不足を嘆くCIO(最高情報責任者)は多い。ストックオプションや福利厚生、目がくらむほどの給与で若手技術者を引き寄せられる企業ならいざ知らず、それ以外の企業では、IT部門が昔ながらのやり方で行き詰まっていることもある。その解決策の1つとして、とっておきの先生たちを活用して、ベテランのIT部員が時代に合った進化を遂げられるようトレーニングする方法がある。その先生役を務めるのは、ミレニアル世代の「デジタルネイティブ」だ。

前回から続く)

 ソフトウエア開発を活性化して、優れた保険サービスの提供を目指すAflacの取り組みを支えるうえで、アジャイルの手法が役立つはずだとDavis氏は考えていた。だが、その実現のためには、IT部門の文化の思考様式を転換する必要がある。流儀が凝り固まっていたIT部門にとっては、新しい血とトレーニングを取り入れることがプラスになると考えられた。また同氏は、定年退職者の代わりとなる社員を大勢呼び込むことも必要としていた。「退職する社員への必要性より、もっと多くの見習いを迎える必要がある」とDavis氏は言う。

 Davis氏は、かつて米General Electric(GE)でCIOを務めていた頃に参加した逆メンター制度にならって、見習社員が2年間にわたるローテーションでIT部員と協力していく制度を設けた。見習社員は数カ月ごとに別のチームへと渡り歩いてゆき、AflacのIT部門の職種、オペレーション、文化について、微妙な感覚をつかんでいった。

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