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「G Suite」対「Office 365」、激化する競争の行方は(下)

2017/04/21

Matt Kapko CIO

 企業のコラボレーション/プロダクティビティ/メッセージングツールとして、米Microsoftの「Office 365」や米Googleの「G Suite」を導入する動きが増えている。どちらもクラウドベースのプロダクティビティ・スイートで、法人ユーザー向けの新機能や新アプリを取り入れながら、拡大を続けている。2017年3月には、両社がそれぞれ、チャットベースのコラボレーションアプリを新たに投入した。急速な進化で競争が激しいこの分野で優位に立つことを目指した動きだ。

前回から続く)

包括的製品か、ベストオブブリードか

 Office 365とG Suiteで最も優勢なバリュープロポジションは、両社がそれぞれの顧客に提供する包括的なツール群の存在である。Preset氏は次のように言う。「両社は幅広いツール群を提供しているが、それぞれのスイートの一つひとつのツールは、必ずしもベストオブブリードではない。最低限の水準のツールで事足りる場合も時にはある。しかし、各スイートを見た時に、ある程度の水準に達している方を買い手は好む。スイートの個々の構成要素が魅力的であればあるほど、スイートの弱みを補うためにサードパーティー製のソリューションを探して資金を投じる必要性は減る」

 ベストオブブリードの手法は、現実的というよりは観念的だとMoorhead氏は言う。サードパーティーとの連携用のAPIには多少の制約があるのが常だからだ。「総合的なソリューションを用意しておくことは極めて重要だ。ユーザーが操作対象をスムーズに行き来できるし、単一ベンダーで済む」

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