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車へのハッキング、ドライバーとメーカーへの注意喚起が持つ意味は(後)

2016/04/14

Lucas Mearian Computerworld

 米連邦捜査局(FBI)と米運輸省国家道路交通安全局(NHTSA)は現地時間2016年3月17日、自動車のサイバーセキュリティの危険性について注意を促す広報文書>を共同で発表した。これは、善意から出された文書だが、消費者にとって得るものはほとんどない。

前回から続く)

 金銭以外の目的でハッカーが車を遠隔攻撃する理由があるとしたら、自らの技能を証明することだけだとJuliussen氏は言う。FBIとNHTSAが今回発表した文書について同氏は、次第に電子化が進む自動車の潜在的な危険性を消費者に啓発するという点では素晴らしい方法だと評しつつも、この文書は自動車メーカーに与える影響の方が大きそうだと話す。いわば、自動車業界に対する警鐘だ。

 NHTSAは2013年に、自動車用の先進システムが広く受け入れられるにはサイバーセキュリティが不可欠だとして注意を促す文書を発表していた。

 「それにFBIが加わったことは、さらに大きな一歩だ。ある意味、自動車業界にとっては、事の重大さが増したことになる。今後、訴訟を起こす人が出てきたとしたら、弁護士は、業界には2016年に警告が発せられていたという主張ができる」とJuliussen氏は言う。

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