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ITUがビッグデータを初めて標準化

2015/12/22

Katherine Noyes IDG News Service

 国連の専門機関であるITU(国際電気通信連合)はスイス時間2015年12月18日、ビッグデータに関するITU標準「ITU-T Y.3600」を承認したことを発表した。さまざまな技術分野に関する国際協調を長年にわたって推進してきたITUだが、ビッグデータの標準化はこれが初めてだ。

Credit: IDG News Service

 今回のITU標準では、ビッグデータのメリットをグローバル規模で達成できるよう、クラウドベースのビッグデータの要件、機能、利用について定めている。また、クラウドコンピューティングのシステムを活用してビッグデータサービスを提供する方法についても、枠組みを示している。

 ITU-T(ITU電気通信標準化部門)のChaesub Lee局長は次のように述べている。「今回の新しいITU標準は、クラウドベースのビッグデータに関して、国際的に合意した基礎を定めている。この標準によって、クラウドベースのビッグデータについて説明する時の用語に統一性が生まれ、ビッグデータサービスと、それを支える技術標準の発展に向けた共通の基盤ができる」

 今回のITU標準は、データ収集、視覚化、分析、保存などに関する推奨事項と要件や、セキュリティ上の考慮事項について定めている。

 だが、今回の標準について今一つ明確でないのは、ベンダー各社が既に確立した枠組みへの大きな上乗せになるのかどうかという点だ。

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