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Node.jsの新たなフォーク、内部対立が原因か

2017/08/29

Paul Krill InfoWorld

 JavaScript実行環境「Node.js」からフォークした新たなプロジェクト「Ayo.js」が立ち上がった。Node.jsの技術運営委員会(TSC:Technical Steering Committee)のメンバーの言動がNode.jsコミュニティで反発を招いたことが契機となった。

 Ayo.jsのGitHubリポジトリでREADMEを見ると、Ayo.jsはGoogle ChromeのJavaScriptエンジンV8を基盤とするJavaScript実行環境で、イベントドリブンのノンブロッキングI/Oモデルにより軽量で効率的だとの説明がある。この説明は、Node.jsのものとまったく同じだ。実際、このREADMEには、現時点でAyo.jsのドキュメントはNode.jsのリポジトリへの参照がまだ多いとの注意書きがある。

 2015年にNode.jsからフォークした「IO.js」は、Node.jsの技術的な方向性を巡る不一致から発生した(その後Node.jsに再統合)。一方、今回のAyo.jsは、技術的な不一致というよりは、コミュニティの内部対立から発生したフォークのようだ。反発を招いたのは、TSCの委員の1人で、Node.js関連企業NodeSourceのChief Node Officerを務めるRod Vagg氏だ。同氏がある記事を紹介したツイートが、行動規範に異を唱える内容で扇動的だとして、Node.jsコミュニティのメンバーの怒りを買った。また、同氏がNode.jsのモデレーションプロセスに干渉したとの指摘も上がっていた。

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