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Oracle、Java EEの開発をオープンソース組織に移管する意向を表明

2017/08/22

Paul Krill InfoWorld

 米Oracleは、エンタープライズJavaプラットフォーム「Java EE(Enterprise Edition)」について、開発の主導役の立場をオープンソース組織に譲る意向を示し、その移管先となる組織を探っている。

License: CC BY 3.

 同社は、現地時間2017年8月17日に掲載した公式ブログ記事の中で、間もなく登場する新版「Java EE 8」を機に、同プラットフォームの開発のあり方を再考する意向を明らかにした。同プラットフォームの開発は、Java EEコミュニティも参加してオープンソースで行われているものの、Oracleが主導する現在の開発プロセスは、アジャイル性、柔軟性、オープン性が十分ではない。「Java EEテクノロジーをオープンソース組織に移管することが、次の一歩として正しいのではないかと当社は考えている。よりアジャイルなプロセスを採用し、より柔軟なライセンスを取り入れ、統治プロセスを変えるためだ」とブログ記事にはある。

 過去には、Javaの父と称されるJames Gosling氏が、OracleにJavaの「解放」を強く求め、運動を推進するためのTシャツまで制作するという動きもあった。

 Oracleは、Java EEの移管について、オープンソースコミュニティ、ライセンシー、移管先の候補組織を交えて可能性を探る意向を示している。同社は移管先の候補の具体名を挙げていないが、可能性が考えられるのは、Apache Software FoundationやEclipse Foundationだ。Oracleはすでに、オフィススイート「OpenOffice」と統合開発環境「NetBeans IDE」をApache Foundationに、インテグレーションツール「Hudson」をEclipse Foundationに、それぞれ譲渡している。この3つはいずれも、Javaと同じように、Oracleが2010年に米Sun Microsystemsを買収したことで同社が手に入れた。

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