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Java 9のリリースが9月に延期へ、モジュール化への懸念に対処

2017/06/01

Paul Krill InfoWorld

 「Java 9」のリリースは、予定されていた2017年7月27日から、結局延期されることになるようだ。

Credit: Tom Woodward

 米OracleのJavaプラットフォームグループでソフトウエア開発担当バイスプレジデントを務め、OpenJDKの理事会の議長でもあるGeorges Saab氏によると、Oracleは「Java 9 Standard Edition(SE)」のリリースを2017年9月まで延期することを提案した。モジュール化を巡って続いている議論に、Java 9の仕様確定を担うオープンソースコミュニティーが対処するためだという。

 モジュール化は、Java Development Kit 9(JDK 9)の目玉機能の1つだ。Java Specification Request(JSR)376の「Java Platform Module System」として、承認に向けた手続きが進められてきた。しかしその仕様は、2017年5月のJava Executive Committeeの投票で否決された。反対票を投じたのは、米IBM、米Red Hat、米Twitterなど。開発者にとって支障が大きく、Javaコミュニティーが分断されるとの考えからだ。

 JSR 376は、さらなる議論のために、Expert Groupに差し戻された。Saab氏によると、その後Expert Groupは、モジュール化を巡る懸念に対処することで合意した。だが、リリース予定日だった7月27日に間に合うようにJava 9を修正することは不可能だ。

 Expert Groupが修正版のJSR 376をExecutive Committeeに提出して承認を得る際には、あらためて2週間の再投票期間が設けられる。JSR 376は、「Project Jigsaw」の機能を規定したもので、Javaをよりスケーラブルにするためのモジュール化を主眼としている。

 修正版のJSR 376が想定どおり承認された暁には、それをJava 9 SEの正式版に実装する作業を進められる。

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