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IntelのItanium、今年出荷の「Kittson」で幕引きか

2017/02/16

Agam Shah IDG News Service

 Itaniumは、IntelとHPが共同開発したプロセッサだ。「SPARC」などの従来のメインフレームアーキテクチャーを打倒することや、米IBMの「POWER」と競争することを目指したプロセッサで、最初の製品は2001年に出荷が始まった。

 Intelはかつて、Itaniumこそが未来のハイパフォーマンス・プロセッサとして選ばれしアーキテクチャーだと位置づけていた。しかし、Itaniumは失敗に終わり、SPARCやPOWERに勝つことはできなかった。Itaniumの最大の敵となったのは、Intel自身のXeonだ。Xeonは、市場が急成長したローエンドサーバーやミッドレンジサーバーへの大量導入で成功を収めた。こうしてIntelは、Xeonの開発に投じるリソースを増やしていった。

 近年は、報道でItaniumの名が上がるのは、悪いニュースの時だ。たそがれゆくItaniumが注目を集めたのは、Oracleが同プロセッサ向けのソフトウエア開発を打ち切ることを2011年に決めた時だ。Itaniumが「終了に近づいている」という同社の判断によるものだった。また、米Microsoftも同様にItanium向けのソフトウエア開発を打ち切った。

 今回登場するKittsonは、2012年第4四半期に出荷が始まったItanium 9500シリーズ(コード名「Poulson」)の後継となる製品だ。Intelは、Kittsonから先のItaniumについては、ロードマップを示していない。

 今や、サーバー製品に引き続きItaniumを採用している大手ベンダーはHPEだけだ。ミッションクリティカルサーバー「Integrity」にItaniumを搭載している。同社は顧客に向けて、2025年まではItaniumをサポートするとあらためて約束する一方で、Xeonにくら替えするよう促すことにも成功している。

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