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AppleがARヘッドセットを2020年に発売か

2017/11/10

Michael Simon Macworld

 米AppleがAR(拡張現実)に熱心なのは秘密のことではない。2017年6月の開発者会議「WWDC」でiOS向けのARプラットフォーム「ARKit」を発表する以前から、同社のTim Cook最高経営責任者(CEO)は、次なる一大変革としてARを持ち上げていた。そして、新たに出た報道によると、ARに対する同社の野望は、iPhoneにとどまるものではない。

Credit: USPTO

 米Bloombergの2017年11月8日の記事によると、AppleはARヘッドセット技術を2019年に完成させることを目指しており、早ければ2020年に製品を発売する計画だ。同記事では関係筋の話として、このARヘッドセットはディスプレイを搭載し、新型のチップとOSで動くとしている。つまり、韓国Samsung Electronicsの「Gear VR」や米Googleの「Daydream」のような、スマートフォンが主処理を担う形のヘッドセットではない。米Oculusが約200ドルでの発売を発表した「Oculus Go」は単体型デバイスだが、そちらはARではなくVR(仮想現実)に主眼を置いている。

 AppleがARヘッドセットを発売するとしたら、現在はApple Watchしかない同社のウエアラブルプラットフォームが大幅に拡大することになる。Bloombergの記事には、計画中のARヘッドセットが一般的なメガネより大ぶりかどうかの言及はないが、Cook氏は英Independent紙の10月のインタビューで、現在市販されているヘッドセットがAppleの格調高いデザインの水準に達していないことに言及し、「今日明日に市場に登場する製品は、皆が満足するものではない」と話している。

 Bloombergの記事によると、Appleは、台湾HTCのヘッドセット「Vive」を社内で試用しているほか、Gear VRに似たiPhone装着型の内部テスト用ヘッドセットの開発に取り組んでいる。Appleが6月のWWDCで発表したmacOS用開発キット「External Graphics Development Kit」(599ドル)には、HTC Viveを購入するための100ドルのクーポンが付いていた。iPhone装着型のヘッドセットは、発売予定はないとのことだ。

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