TOPHardware > UbuntuのCanonical、視線の先はIoT

Hardware

UbuntuのCanonical、視線の先はIoT

2017/10/02

Jon Gold Network World

 Mark Shuttleworth氏が英Canonicalを創業したのは2004年のことだ。当時は、デスクトップOSとしての「Ubuntu」の利用を促進するというシンプルな発想が同社を支えていた。それから14年近くが経ち、状況がかなり複雑化する中で、現在のCanonicalはIoT市場に視線を向けている。

Credit: Thinkstock

 オープンソースソフトウエアのベンダーとして著名なCanonicalは、現在もデスクトップLinuxの看板を掲げているものの、同社の真のビジネスはクラウドにある。主要なパブリッククラウドのLinuxインスタンスの約60%はUbuntuだと、同社はうたう。そして今後は、テクノロジー分野で次に活気があふれているIoTで名を上げたいと同社は願っている。

 CanonicalでデバイスとIoT担当のエグゼクティブバイスプレジデントを務めるMike Bell氏に話を聞くと、企業がIoTデバイス向けのソフトウエア開発に乗り出す中で、Canonicalにとって追い風となる動きが見られるという。各社は、サーバー向けやデスクトップ向けのディストリビューションをスリムダウンして組み込み機器向けのソフトウエアに変えつつある。Ubuntuはよく知られていてなじみがあるフレームワークであることから、出発点として自然な選択肢だ。

 「市場は拡大しつつある。当社が参入するべきであることは、いわば考えるまでもない決断だった。だが、単にOSをスリムダウンするだけでは不十分だと思った。そこで、組み込み機器が直面している主な課題に焦点を当てた。例えばセキュリティだ」

Twitterもチェック

↑ページ先頭へ