TOPSoftware > SAPのCEO、83億ドルで買収したConcurの価値を語る...

Software

SAPのCEO、83億ドルで買収したConcurの価値を語る

2014/09/24

Chris Kanaracus IDG News Service

 独SAPは2014年9月18日、出張経費の精算管理サービスをクラウドで提供する米Concur Technologiesを米国子会社のSAP Americaが83億ドルで買収することを発表した。だが、発表の段階では、両社が期待したほどには話題にならなかったかもしれない。米OracleのLarry Ellison氏がCEO(最高経営責任者)を辞任して取締役会長兼CTO(最高技術責任者)に就任するという発表とタイミングが重なったからだ。

 だが、SAPのCEO、Bill McDermott氏は、市場の注目と新たな収益源という両面で、今回の買収は十二分に価値があることが今後証明されると自信を見せている。IDG News Serviceはこの日、短時間ながら同氏にインタビューする機会を得た。B2Bマーケットプレイスを手がける米Aribaや、非正規雇用者管理のクラウドサービスを手がける米Fieldglassをはじめ、SAPがこれまで買収した各社と今回のConcur買収との関係性などについて話を聞くことができた。インタビューの抜粋を以下に紹介する。

─会社の経費精算の手続きは面倒だと思っている人がほとんどだと思う。だが、そのわずらわしさを和らげるという点はさておき、SAPの既存のシステムとConcurがどのように連携するのか?

 モバイルデバイスを持って出張する時に、移動手段、飛行機、ホテル、飲食費などの処理をConcurのネットワークで行えるようになる。社員が会社の提携ネットワークの範囲を越えて出張するケースは多い。Concurは旅行事業者各社と提携しており、社員は会社の出張旅費規程の範囲内で最善のサービスを利用できる。また会社側も、ERP(統合基幹業務システム)で各社員の出張の詳細を即座に把握できる。社員と提携パートナーとの取引は、会社の経費管理システムにすべて反映される。

Twitterもチェック

↑ページ先頭へ