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ロシアのネット規制、プーチン大統領が築いた「心理的ファイアウォール」とは

2017/09/13

George Nott CIO

 研究チームの分析結果によると、国営テレビのニュースに大きく依存しているロシア人ほど、インターネットを脅威と捉える傾向が強かった。また、インターネットはロシアに対抗する国によって使用されていると考える傾向や、インターネットはロシア国内の政治的安定に対する脅威だと見なす傾向が見られた。

 当然ながら、インターネットを脅威と捉えている人は、ネット検閲を支持する傾向が高く、Putin大統領の支持者も同様の特徴を示した。

 「実のところ、これはじわじわと効いてくる。ロシア政府は、気に入らないコンテンツに対する法的な障壁や技術的なファイアウォールにあまり頼らなくてもよい。心理的なファイアウォールを作り出し、人々が自主規制するようにしたからだ」と、研究チームのErik Nisbet教授は言う。「国民たちは、これは害になると政府から聞いた、という理由で特定のサイトを開かないと言っている」

 研究チームによると、ロシア政府は反政府的なサイトへの恐怖感を国営テレビで広めており、敵対的なインターネットコンテンツのリスクを、露骨なメタファーを使ってセンセーショナルに表現することが多いという。

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