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EU、ドローン飛行の安全性を確立する枠組みの青写真を公開

2017/06/22

Peter Sayer IDG News Service

 欧州連合(EU)の欧州委員会(EC)は、欧州の空域で軽量ドローンの自律飛行を円滑に行えるようにすることを目指している。ロジスティクス、検査、農業などを手がける企業が恩恵を受けることになりそうだ。

Credit: Peter Sayer

 ECは現地時間2017年6月16日、低空を飛ぶドローンの航行の安全性を高めるための枠組みである「U-space」の青写真を発表した。高度150メートル以下の空域でのドローン飛行に対して、EU全体で統一的に適用する規則を定める枠組みだ。

 規則がシンプルになることは、仏エネルギー大手Engieのような多国籍企業にとっては歓迎だ。Engieは、パイプラインや建造物の検査を担うドローンや、高電圧の架空送電線の絶縁体である碍子(がいし)を洗浄するためのドローンの開発を進めている。

 現在、フランス・パリのル・ブルジェでは、パリ航空ショーが開催されている。このショーの出展企業をはじめとする各社にとっても、EUで統一的な規則が定められることは、ドローンや関連サービスの開発をシンプルにする道筋となるはずだ。

 ドローンの航空交通管理の自動化に向けた一環として、ECは2019年までに、ドローンとその運航元の登録制度と、ドローンの電子的識別の制度を導入する計画だ。また、ジオフェンシングも導入し、ドローンが自動回避しなくてはならない規制区域を登録したデータベースを構築する意向だ。

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