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Nokia、初の「ペタビット級」ルーターを発表

2017/06/16

Peter Sayer IDG News Service

 フィンランドNokiaや米Cisco Systemsは、インターネットトラフィックは今後約5年で3倍程度に増えると予測。Nokiaは、この状況は新たなハイエンドルーターを投入する絶好のタイミングだと考えた。新型ネットワークプロセッサ「FP4」を使って、ルーティングの処理能力を従来の6倍に高めたルーターや、10年前の古いルーター製品でも使えるラインカードを発売する。

Credit: Nokia/IDG News Service

 Nokiaの予測では、インターネットの総トラフィックは、2022年には月間330エクサバイト(3億3000万テラバイト)に達する。一方、Ciscoの予測では、2016年の月間96エクサバイトから年24%のペースで増え、2021年には月間278エクサバイトに達するとしている。

 こうしたトラフィックの増加をもたらす要因としてNokiaが挙げているのは、クラウドサービス、5Gのモバイルネットワーク、IoTという3つだ。

 Ciscoは、IoTのセキュリティに関する最近のレポートの中で、インターネット接続デバイスの数は2020年には500億に達すると予測している。一方Nokiaは、IoTデバイスの数について、2017年の120億から、2025年には1000億に達すると予測している。

 こうした数百億以上のIoTデバイスを敵に回したくないのであれば、IoTデバイスが悪用されないように守ることが極めて重要だ。IoTデバイスの悪用は、既に問題となっている。この1~2年ほどの間に、膨大な数のネットワークカメラや家庭用ルーターが悪用され、分散型サービス拒否(DDoS)攻撃に使われている。Ciscoは、DDoS攻撃の件数について、2016年の約125万件から、2021年には310万件に増えると予測している。Nokiaの予測はさらに不安をかき立てるもので、2017年だけでも1000万件になるとしている。ただしこれは、サービス拒否を可能にするトラフィックの水準に関する定義の違いによるものかもしれない。

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