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ブラウザーのシェア、IEとEdgeの凋落が続く

2017/06/05

Gregg Keizer Computerworld

 IEとEdgeの今後を予測すると、さらに悲惨な未来が垣間見える。12カ月と3カ月のデータの傾向から判断して、早ければこの6月、遅くとも12月までには、両ブラウザーの合計シェアが20%を切る可能性がある。

 MicrosoftはEdgeを盛んに宣伝しているが、その努力はいまだに実を結んでいない。2017年5月にWindows 10でメインのブラウザーとしてEdgeを使ったユーザーはわずか21%で、1年前の29%より下がっている。しかし一方で、企業が社内のパソコンをWindows 10に移行する動きが本格化し、EdgeのようなモダンブラウザーとIEを併用せざるを得ない旧式の業務用Webアプリケーションやイントラネットサイトを廃止するようになったら、Windows 10の中でEdgeのシェアは拡大すると予想するアナリストもいる。特に重要なのは旧式のWebアプリケーションやサイトの廃止の方だ。

 5月にユーザーシェアが最も伸びたのはChromeだ。前月より0.4ポイント増え、過去最高の59.4%となった。Net Applicationsのデータの傾向から割り出したComputerworldの予測では、Chromeのシェアは、遅くとも8月には60%を超える。

 米Mozillaの「Firefox」は、2016年12月から2017年3月の間に0.4ポイント減ったが、5月までで0.2ポイントを取り戻し、2017年に入ってからでは最も高い12%となった。

 Net Applicationsでは、同社の分析サービスを利用している顧客企業のWebサイトを閲覧したユーザーに関して、そのブラウザーのユーザーエージェント文字列を調べ、ブラウザーの種類とOSを集計することで、ユーザーシェアを推計している。また、同社の分析サービスの顧客企業が多くない国(例えば中国)にも対応するよう、ネット利用者の規模に応じて各国のデータに重み付けを行っている。

(了)

翻訳:内山卓則=ニューズフロント
記事原文(英語)はこちら

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