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OracleのJava責任者、Java 9への誤解を正す

2017/05/19

Paul Krill InfoWorld

 2つ目は、開発者が愛用するライブラリーやフレームワーク、ツールがJava 9では使えないという誤解だ。Reinhold氏は、現時点では動かないものがあるかもしれない点は認めつつ、正式版で動くようになっている可能性は大いにあるとした。こうしたプロジェクトのメンテナーたちは早い段階からJava 9に大きく接してきたことから、Java 9のリリースに向けた準備が可能だと同氏は言う。だからこそ、「Spring Boot」や「Hibernate Validator」などのプロジェクトは、現時点でJava 9に対応していると同氏は説明した。

 3つ目は、Java 9で使う時には、既存のコードをすべてモジュールに変換する必要があり、フレームワークやライブラリーも変換しないと使えないという誤解だ。「これは正しくない」と同氏は言う。Javaランタイムがクラスやリソースファイルを見つけるためのクラスパスは、Java 9でも使える。Java 9のモジュールを使えば、今後はクラスパスが不要になるというだけのことだ。

 Java 9ではモジュール化も目玉の1つだが、モジュール方式の仕様に関してJava Community Processが2017年5月8日に行った投票は否決に終わった。この結果、7月27日に予定されているJava Development Kit 9のリリースに疑問が生じている。

(了)

翻訳:内山卓則=ニューズフロント
記事原文(英語)はこちら

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