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1993年に稼働した無停止サーバー、ついに退役へ

2017/01/31

Patrick Thibodeau Computerworld

 1993年といえば、Bill Clinton大統領が就任し、「Windows NT 3.1」が登場し、映画「Jurassic Park」が封切られ、NAFTA(北米自由貿易協定)が署名された年だ。この年に、ITアプリケーションアーキテクトのPhil Hogan氏は、米Stratus Technologies製の真新しいフォールト・トレラント・サーバー(無停止サーバー)の電源を入れた。

Credit: faber / flickr

 それから24年。変化したことはたくさんある。しかし、1つ変わらないのは、Hogan氏が起動したStratusサーバーが現役で稼働を続けていることだ。Hogan氏は、米ミシガン州の鉄鋼製品メーカーGreat Lakes Works EGLに勤務し、今もこのサーバーの面倒を見ている。

 フォールト・トレラント・サーバーは、ハードウエア部品が冗長構成になっている。Hogan氏が世話するサーバーは、これまでの年月で、ディスクドライブや電源をはじめ、一部の部品を交換したものの、同氏の概算によると、システム全体の8割近くは元のままだ。

 「自動で対処できない障害が起きてマシンが勝手に止まったことはない。計画外停止は一度も記憶にない」とHogan氏は言う。

 このサーバーは有名だ。Stratusが2010年、現役での稼働期間が最も長いサーバーを決めるコンテストを実施した時に優勝したのが、稼働開始から当時17年が経過していたHogan氏のサーバーだった。(勤務先の社名は当時はDouble Eagle Steel Coatingだった)。

 このサーバーで動いているOSは、Stratusの独自OS「VOS」の旧バージョンだ。Hogan氏の記憶では、2000年代の初め以降はアップデートしていない。「極めて安定している」と同氏は言う。

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