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NVIDIA、最新ドライバでCPU脆弱性「Spectre」に対処

2018/01/12

Brad Chacos PCWorld

 米NVIDIAは1月初め、GeForceシリーズのグラフィックカードに向けて、「Game Readyドライバ」の新バージョンをリリースした。さまざまな新機能を搭載したバージョンアップというのが表向きの説明だ。「CES 2018」で発表された強化内容は、例えば、ゲーム画面にフィルタを適用する「FreeStyle」機能の搭載、スクリーンショットを撮影する「Ansel」機能の改良、Fortnite/Crossout/Elexに対応した「ShadowPlay Highlights」機能などだ。

Credit: Brad Chacos/IDG

 だが、このドライバ更新は、ひそかに別の目的を兼ねている。ハッカーからデータを守るという目的だ。NVIDIAは今回のアップデートで、年明けからコンピュータ界を揺るがせている重大な脆弱性「Spectre」に対処するための修正を施している。

 Spectreは、コンピュータのCPUが行う「投機的実行」の処理方法を悪用する。OSのカーネル内で本来は保護されているはずのデータを読み取られる可能性がある。姉妹関係にある脆弱性「Meltdown」と似ているが、OSのパッチで解決できる可能性があるMeltdownに比べると、Spectreの方が対処が難しい。Spectreに影響し得るアプリケーションに対して、各ソフトウエアベンダーが個別に修正を施す必要があるからだ。

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